6月1日から札幌にて開催された、B DASH CAMPというVCイベントの中で行われるピッチイベントに参加しました。https://camp.bdashventures.com 優勝という結果は残せなかったものの、様々な学びを得られた体験でしたので、次回以降参加を検討されるスタートアップ向けという意味も含めてブログに書きます。
1. 書類審査
Twitterにて、イベントの存在を知り、今回のテーマがWEB3であるらしいことを聞きつけ、締め切りギリギリに応募しました。以後ピッチ本番までサポート頂く担当の方と面談し、ビジネスやプロダクトを説明。1週間ほどのちに150社以上の応募社から18社に選ばれたとのご連絡を頂きました。
2. ピッチまでのプレゼン作成
これが一番大変でした。何度もフィードバックをもらいながら、1週間に一度、計3回ほど予行練習を行いました。もちろんそれまでにもチーム内で練習しました。5分という短い時間で自分たちの考えとソリューション、ビジネスモデルを伝えるという難しさが一番大きかったです。また、弊社のソリューションの採用する新しい技術をどこから説明する必要があるのか、オーディエンスの知識や興味が分からず悩みました。結局、本番や他のピッチを見たところ、分量が多くなりすぎることを気にするより、ストーリーのストレートさの方が重要と感じました。コンテストということもあって周りも集中して聞いてくださっているので、本番で多少早くスライドが動いても違和感がなければ伝わりますw
3. ピッチ本番
1st roundのピッチ自体は数百人入るメイン会場ではなく、マックス100人ほど?のサブ会場で行われました。朝8時から参加社全員で機材チェックを行った後、午後2時過ぎから社名が数字のためにトップバッターでの発表でした。個人的には練習の成果は出仕切ったと思いますが、接続の問題などで資料がチラチラとカットされてしまったのと、マイクの高さを調整していなかったことで少し集中力が落ちてしまったかもしれません。5分はあっという間のようで本番では意外と長く感じます笑
4. 結果発表 & 所感
夜のディナーの部で結果が発表され、残念ながら決勝roundに進むことは出来ませんでした。他の参加社のプレゼンも聞いたり、お話を聞かせてもらいましたが、本当に様々な業界の課題に取り組むアイデア、プロダクト、ビジネスがあり刺激になりました。特に今回優勝した、SOUNDRAW https://soundraw.io/ja/ はピッチを見ていてもユースケースが想像でき、founderの強みともマッチしていそうで、魅力的でした。おめでとうございます!
5. イベント全体について
沢山のセッションでWEB3について話が出ていました。参考になるお話が多かった一方で、まだまだ具体的なユースケースやプロダクトは多くないのかなとも感じました。そして、特にWEB3の中心ケースがトークンを使った収益分配の仕組みという理解も見聞きしましたが、24karatとしては収益という金銭的インセンティブだけではなく、コミュニティにおける感情的インセンティブを活用した取り組みを進めていきたいと改めて思いました。
6. 24karatとして
弊社の目指している世界、ソリューションがより具体的に理解いただけるよう、下記3点にフォーカスします。
・既存顧客及びインテグレーションパートナーとの取り組みにフォーカスし、ユースケースをとにかく動かして、外に広くシェアしていく。
・新しいユースケースが出来るまでは新機能開発は一度ホールドし、現在の体験のよりブラッシュアップとAPIの性能向上に取り組む。
・成功しているNFTプロジェクトの研究をより深く行い、どのような要素が本質的にユーザーを惹きつけているのか理解を深める。
Community, Engagement, Loyalty, Brand NFT, Brand token, これらのキーワードのどれかにでもご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。Thank you!