今日は、24karatが新たに展開する自販機を使ったD2C商材向けのサンプリングソリューションをご紹介します。
1 課題
D2C商材の新規ユーザーの獲得手法の中心となっているオンライン広告ですが、その効果の低減が深刻になっています。
例えばSNS広告のクリック単価がこの数年間でやく2倍になっていたり、本商品獲得の単価が2010年から比べると3倍になっているというリサーチがあります。（5,000円 > 15,000円）これは多くのお客さんとお話ししていても実感値として感じます。
ではそんなオンラインでの広告に慣れ切ったユーザーに対してどのようにアプローチするのがD2C商材にとってビジネスを推進する方法なのでしょうか。
2 コミュニティ
そこで24karatがAIICO自販機を運営しているアドインテ社と組んで構築しているのが公式LINEアカウント及び24kZAP上に作られているコミュニティです。このコミュニティは今年5月からスタートしたスキンケア商品や健康食品のサンプル受取り者などが口コミ投稿や閲覧などを目的に参加、1ヶ月に1万人ペースで増加しています。このコミュニティに対して、事前にブランドコンテンツを配信していくことで、自然な形で「この商品なら自分の悩みを解決してくれるかも、この商品を試したい」そんな状態を作り出すお手伝いをします。
3 自販機サンプリング
そしていよいよサンプリングです。アドインテによって運営されている全国に数十台（年内に数百台まで拡大予定）のサイネージ自販機を通じて、街中での商品との新鮮な出会いを演出します。受け取りは事前にコミュニティに表示されているマイQRコードをスキャンするだけ。その場でサンプリングのことを知ったユーザーも一定の商品理解に関するアクションを行うことで、受け取れるようにすることができます。
自販機はお台場、池袋、新宿など、アクセスの良い様々な場所に設置されており、ターゲットユーザーが立ち寄りやすい場所での配布が可能になっています。
4 サンプリング後の口コミ、ファン化
商品を実際に使ったユーザーによって、その使用感が他のユーザーに伝えられます。後追いのメッセージ配信を組み合わせることで継続率を高めることはもちろんですが、ブランドに関するコンテンツをポイントや景品などと絡めて追加で発信することで、シームレスにファンを育成することができます。LTVの高いユーザーを効果的に育成します。
ユーザー側のニーズやブランド理解を高めてから商品体験をしてもらう、そして継続して買ってもらう、これをこれまでにないユニークなO2O体験で実現するのが「自販機サンプリングソリューション」です。もちろん自販機ですので有償にも対応しています。是非ご興味ある方はご連絡ください。
実はこの2~4の「サンプルを受け取ることができるユーザー」をユーザーも認識した形で簡単に特定し続け、そのユーザーデータを自販機に安全に渡すために24karatのプラットフォームによるNFTが活用されています。例えばサンプルチケットがインフルエンサーのトレカになったりしたらもっとサンプルを受け取る楽しさが広がって面白いですね。
参考URL
https://smmlab.jp/article/snsad-average-cpc/
https://creamteam.jp/knowhow/2023-what-is-the-survival-strategy-for-cosmetics-and-healthfood-d2c/